実習室 INDEX

 以下の作品群はjokerさんの「禁断の肉体交換室」で開催された企画に寄せた作品群です。  jokerさんが最初の数行を書き、そのあとに続けるという短いリレー小説です。  (従って、これらの作品はjokerさんと奈落の共同作品となります)
普通だったら、この体の持ち主である女の家に帰り、それから鏡の前に立って・・・っていうのがセオリーなんだろうけど、いざ夢にまで見た瞬間が現実のものになると、そんなルールは完全に無視だ。だいいち、激突して自分の体が目の前にあって、「何で俺が!」と言った声が女のものだった時点で走り出した俺は、自分が今、どんな女と入れ替わったのか分からないんだ。そこで俺は、猛ダッシュで近くの駅の公衆便所に向かうことにした。どうしてって、理由は簡単さ。身体検査に決まってるじゃないか!

先ずはノーマルパターンで

オチをつけました

場所を代えると


「まったく・・・なんでワシが」
脂ぎった顔。
たるんだ腹。
寝癖とフケだらけの髪。
これぞオヤジといった風貌の男は、ひとりブツブツ言いながら駅前を歩いていた。
「この歳でリストラかあ・・・」
重たい足取りで歩く彼は、ふと目線を向けた先にあるものに足を止めた。

実験

カクテル


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