泉の精


 
 ドボンッ!!
 
 俺は山奥の泉に放り込まれた。
 手足を縛られ、ご丁寧にもコンクリートの重石を抱かされていた。
 当然ではあるが、このままではあっという間に溺れ死んでしまう…
 
 朦朧とした意識の俺の前に「泉の精」が現れた。
 「昔は落ちて来るのは斧と言うのが一般的だったんじゃが…」
 その泉の精は両腕に何かを抱えていた。
 「そこな御仁♪」
 泉の精が俺に声を掛けてきた。
 「そんなぼろぼろになるまで佳くその身体を使ったな。新しい身体は要らないか?」
 と腕に抱えていたものを俺に見せた。
 「こっちはナイスバディのモデル系美女。こっちはアイドル系可愛い美少女。どっちにする?」
 「新しい身体?俺はボロだがこの身体が気に入ってるんだ!!」
 「ほう♪今どき珍しく謙虚な御仁ではないか。気に入った。お主には両方差し上げる。大事に使ってくれたまえ♪」
 
  
 
 気が付くと、俺は美女と美少女の二つの身体を持っていた。
 目の前に全裸の美女がいる。
 目の前に全裸の美少女がいる。
 近くに誰もいないのを確認すると、俺は彼女逹の胸に手を伸ばした。
 「「あんっ」」
 思わず俺は声をあげてしまった。
 俺は自分の胸に乳房があることを知った。その先端の乳首に触れられて声をあげてしまったのだ。
 触れたのは俺であるが、触れられたのも俺である。
 更に二つの身体から快感がもたらされるので、感じる快感も二倍になってくる。
 
 じゅん…
 股間が潤むのを感じた。
 今の俺にはオンナを悦ばせるモノが無かったが、無ければ無いでやりようはある。
 互いの指で慰め合い、股間を擦り合わせてどんどん高みに昇ってゆく…
 「「あんっ、ああ〜〜♪」」
 俺の二つの身体は同時に達し、俺の脳は強烈な快感に叩きのめされていた…
 
 
 


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