じゃあ、時間までね♪


  あむぁいさんとこへのコメント
  レンタル女体化男子を借りてみた(TSFレビュー企画 投稿景品65)
  に寄せて



「こんにちは〜♪」
約束の場所に現れたのはガタイの良いラガーマンのような男だった。
「最近、金欠でね。こんなバイトでもしないとどうにもならないんだよ♪」
ちょっと待ってな♪と言って男が女体化薬をあおると、みるみるその肉体が華奢で小さくなっていった。
イガグリ頭はフサフサのロングヘアーになり、色も明るい色に染まってゆく。
顔も丸く、小さくなるが、瞳は逆に大きくなっていた。
プルンとした唇は桜色のグロスに煌めいている。
「ちょっとコレ、持っててね♪」
その声も愛らしい女の子の声になっていた。
 
渡されたのはマジックショーで使うような布の垂れさがったリングだった。
そのリングを翳し、布の中に彼女が隠れる。
「もういいよ♪」
1秒も経たずに彼女の声がした。
リングから手を放すと、布とともに落下してゆく。
ぶかぶかの学生服を着ていた筈が、その一瞬で女子高の制服のようなブラウスとミニスカートに変わり、胸元には可愛らしいリボンが結ばれていた。
 
 
 
「じゃあ、今度はあなたの番ね♪」
背伸びをするように彼女が顔を近づけてくる。
そのまま唇が合わされ…
唾液と一緒に何かが口の中に送り込まれた。
思わず ゴクリ と彼女の唾液と一緒に飲み込んでしまっていた。
「即に効いてくるからね♪」
と腕を引かれると、さっきのリングの中に誘導された。
「そのまま動かないでね♪」
と彼女がリングに手を掛け、グイッと持ち上げると目の前が布で覆われる。
「OKよ♪」
リングが外され布の外に出た。
ヒュウと風が両脚をすり抜けていった。
太股のあたりに布地の端が触れるのを感じる。
 
(素足なのか?ズボンはどこにいった?)
「大丈夫よ。すぐに慣れるわ♪」
小さくなった筈の彼女の背丈が今は同じくらいになっている。
「そこのガラスに映っているわ。どお?」
そこには同じ女子高の制服のような服を着た女の子が二人映っていた。
試しに手を挙げてみると、二人のうちのショートヘアの方の娘が手を挙げていた。
勿論、そこに本来の自分の姿は映っていない!!
 
「じゃあ、時間までしっかりと女の子を楽しみましょう♪」
そう言って繋がれた手を引かれて歩きだす。
ごく自然に、可愛らしいグッズの並ぶお店に向かっていた。
あたしはもう、スカートが揺れるのも気にならなくなっていた…
 
 
 

−了−


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