先日来、「最近太った?」と言われていた。
胸に脂肪が溜まって太っているように見えるようだ。
体重はそれほど増えた気はしていなかったが、胸が女性の乳房のように膨らんでいるのだ。
医者に診せると「女性化乳房」と診断された。
気になるのなら脂肪吸引などもあるが、通常1〜2年程度で自然治癒するとの事だったのでしばらくは放置することにしていた。
…が、自然治癒どころか膨らみは日々増してゆく。
測ったことはないが、C〜Dカップくらいにはなっていると思う。
とはいえ、世の中にはナベシャツなる男装用の下着があり、胸の膨らみを目立たなくしてくれる優れものがあった。
若い「男」であれば、それなりの性欲もある。
胸の膨らみの悩みから下半身は溜まりに溜まっていた。
街角で適当に引っ掛けて発散することも、問題ない…と思っていた。
ホテルまでは来たが、最後の段階でこちらも全裸にならざるをえない事に思い至った。
「変態!!」と言われ女には逃げ出されてしまった。
独りになったホテルの部屋…壁一面のガラスに映りだされていたのは…
==アンバランスな肉体==
豊満な女性のような上半身…だが、下半身に目を向けると…
猛々しく屹立した男性のシンボルが厳然とソコに在った。
『犯りたい!!』
その事だけで頭がいっぱいとなってしまった。
思考力が低下してしまっていたのか、ふと妙案に辿り着いていた…
俺は街角に立ち獲物を物色していた。
(♪!!…こいつだ…)
「ねぇ♪ちょっと良い?」
習得した甘い猫撫で声で声を掛けてやる。
若者の視線が俺に注がれる…顔を見て…下した視線が胸元に留まる…
俺は今、豊満はバストを「これでもか」と強調するようないで立ちをしている。
そう、女がダメなら男…それも優男を組み敷いて犯ってしまおうと、敢えてケバい化粧で女装して待ち構えていたのだ♪
有無を言わさずに彼をホテルに連れ込んだ。
俺の発するフェロモンに彼の股間はギンギンに勃起しているのが判る。
(これも俺の欲求を満たす為には仕方のないことだ)
と言い聞かせて、俺は彼のズボンを脱がしてベッドに転がすと、その股間に顔を埋めてやった。
「ッン、ァアあ♪」
なんと可愛らしい媚声を上げるのだろう♪
そのまま数回バキュームしただけで、彼はその精を俺の口の中に解き放った。
脱力した彼の服を脱がすと、そのまま全裸でうつ伏せにさせた。
「ちょっとまっててね。こっちも準備するから♪」
俺はドレスを脱ぎ最後の一枚を残して全裸となった。
こんな状況でも彼はまだ「俺」の正体には気付いてないであろう。
俺の股間は強力なガードルパンツで目立たないように男性のシンボルを圧し付けている。
「さぁ♪ホンバンを始めようかしら?」
彼の背中にバストを押し付けるようにベッドの上に伸し掛かってゆく。
(?!)
驚いたように彼の全身がビクリと痙攣する。
「ココはハジメテ?」
俺は指先で括約筋を解していった。
抵抗はさせない。
ツプリッと指先を沈み込ませ、快感のツボを刺激してやる。
「んぁ、ああん♪」
可愛い喘ぎ声に俺の股間が奮り始める。
痛みに我慢できず、俺は最後の一枚を脱ぎ去ってしまった。
経験したことのない快感に翻弄されている彼にはその状況を把握することはできなかった。
「そろそろ良いね♪」
俺はその逸物を彼のナカに押し込んでいった。
「!!!!!!」
声は出せなかったようだ。
ハジメテの痛みと快感に混沌とした刺激に翻弄されているのだ♪
「ダメ!!抜いて!!」
「痛いのは最初だけだよ♪即に気持ち良くなるから♪」
俺が達するまでそう長い時間は掛からなかった。
そして、俺が達すると同時に彼にも絶頂が訪れていた…
もう無理して「女」を演じる必要はなかった。
今、「男」と「女」は逆転してしまっている。
俺は「男」として、抱いている「女」に快感を与え続けているのだ。
「そう君は今、女の子だ♪俺に貫かれて喘いでいるんだ♪」
俺は彼女を抱いたままベッドに座った。
股間を広げて彼女が俺の上に跨っている。
前面の鏡にその姿が映し出される。
「っあん…何で?」
「君が可愛かったからね。どうだい?俺のペニスは♪」
俺のペニスが突き立てられた彼女の股間では萎えていた「彼」が更にその姿を小さくしていた。
「そうだ、ココはまだだったね♪」
俺は彼女の小さく勃起した乳首を摘まみあげた。
「ぁあん♪」
「気持ち良いだろう?」
俺が聞くと彼女は小さく頷いた♪
その胸が少しづつ膨らんでいくように見えたとき、
(?)
彼女の股間に愛液のようなものが滴っているのに気付いた。
良く見ると股間に割れ目のようなものが出来上がっていた。
クリトリスの少し奥から愛液が滴っている。
指を伸ばすとソコにも新な器官が出来上がっていた。
それこそ、本来「俺」が征服すべき対象ではないか!!
「体位を変えよう♪」
そう、これなら正常位で問題ない♪
彼女をベッドに寝かすと、俺はその上に覆い被さっていった♪