ふたなりに関する考察


(随分前に書き留めておいた文です)



ふたなりの類型は女性ベースと男性ベースで分けられる。
女性ベースの多くは陰核を肥大化させてペニスと同等の効果を得たものをいう。
元が陰核であるため、勃起はするものの射精に至るものは考え難い。
(が、睾丸を有し射精に至る描写も少なくはない)
男性ベースはバリエーションが多い。
ケツマンコと称してペニスを受け入れる事ができるだけでフタナリと称しているものもある。
(まあ、最低限女装をさせる…豊胸まで施せば大手を振れるような状況である)
しかし、これらは竿有シーメールと同義であり、フタナリと言うには疑問を残す。
本来であれば、菊口以外にペニスを受け入れる器官の存在は必須であろう。
男性のペニスの裏側には蟻の門渡りと呼ばれる皮膚の癒着した筋が存在する。
この癒着を解いて膣口とすれば堂々とフタナリと称せるであろう。
勿論、ベースが男性であるので膣穴を穿ったとしても、その先には子宮も卵巣もない。
もし、妊娠する事ができるとしたら、それはもう男性ベースではなく女性ベースのフタナリ…
あるいは女性そのものであると言えよう。
 
多くの男性ベースのフタナリは外見が女性に近付いてゆく。
特に乳房が肥大化すればするほど、男性としての外見を保ち難くなる。
また、それでないとフタナリの存在が表面化しないのも事実である。
外見がそのままで股間に両性器を保有していてもそれだけの事…
フェロモン等で周囲の男性を魅惑するような事がない限り女性器の存在が公になることはない。
(男装した女性の場合は小便の問題、生理の問題等で発覚することが多い)
魅惑された男性が何かのきっかけでレイプする。
BL的な展開の後、膣口の存在が発覚する。
「お前…勃起しているのにソコが濡れている?」
フタナリは女として犯される…
もし、レイプしてきたのが女性で、彼女にに膣口が発見された場合は…
「ここ…あなたも感じるの?」
と指を挿入され百合的展開になるか、装着したペニスバンドで犯される男女逆転の展開が考えられる。
男性ベースのフタナリがタチ側になることは中々考えられないであろう。
 


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