俺と彼女は入れ替わったのだけれど、認識は元のままだった。
つまり、彼女の肉体は元々の俺の肉体であり俺の肉体は彼女の肉体となっているのだが、他人からは元のまま、俺は俺として彼女は彼女として認識されている。
今の俺の胸には双つの膨らみがあるのだが、「男」としか認識されていない。
彼女の顔は元々の「俺」の顔なのだが、彼女自身として認識されている。
だから、肉体に合った服を着ていると、女装/男装と思われてしまうのだ。
幸いにも彼女と俺は体形にあまり違いはなかったので、お互い自分の服がそのまま着れたのだが…
「祐司ぃ…お願い♪」
と彼女が俺の前にスカートに張られたテントを突き付けてきた。
ほぼ毎日のように、朝勃ちの処理を俺に要求してくるのだ。
その日は何の気まぐれが起きたのか、俺は彼女の後ろには回らずに正面に座り込んでいた。
スカートを捲ると、先走りで濡れた尖端が俺の前に飛び出してきた。
何故か俺はソレから目が離せなくなっていた。
パク…俺は何の躊躇いもなくソレを咥えていた。
「っえ?」
と彼女は驚いたような声をあげた。
「何これ?すごい気持ちイイ♪」
俺のカラダ(肉体)も反応していた。
ブラの中では乳首が硬く尖り、股間は熱を帯びてショーツのクロッチを濡らしている。
俺のカラダ(肉体)の中で「オンナ」が目覚めてゆくのを感じていた。
ソレを咥えながら、これが俺の股間に突き立てられる様を想像していた。
膣口から挿入されたモノで、俺の肉襞が擦りあげられる。
愛液が溢れ、膣壁はソレを更に奥へと誘う。
先端が子宮口に触れる。
その奥で俺の子宮が精子の侵入を待ちわびている…
「んあ、ぁああん♪」
俺は女のように喘いでいる。
俺はオンナの快感に翻弄される。
「キテ♪もっと奥まで♪」
甘い声でねだる…
「ぁあ、あたしもイきそう…」
俺のナカでソレが強張りを迎えていた。
そして、ドクリと震える…
俺の口の中に精液が放たれていた。
俺は無意識のうちに、それを呑み込んでいた…