落ちた…


 やはり、届いた通知は今回も「不採用」だった。
 頼みの天神さまにも僕の声は届かなかったみたいだ。
 滅入った気分を晴らすために散歩に出たのだが、何故か突然催してきた。
 茂みの中に分け入ると、そこに小さな祠があった。
 罰当たりにも、僕は祠に向かって小便を放っていた…
 
 (天罰!!)
 
 頭の中に声ならぬ声が響いた。
 その途端…ボトリ…と僕のおちんちんが地面に落ちた。
 (えっ?!)
 と驚いている間にも、僕のズボンはスカートに変わり、ティーシャツの丈は短くなって、僕のおっぱいを包み込んでいた。
 
  
 
 あたしの元に「採用」の通知が届いた。
 あの時、おちんちんと一緒に悪運も落ちたみたい。
 カレシもできて、今はサイコーに幸せよ♪
 
 
 
 
 
 


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