2chの半角二次元板の「男がベースのふたなり2」のスレッドで以下のような会話があったため、思わず書いてしまいました。
 
 410 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メール:sage 投稿日:2007/06/01(金) 19:50:32 ID:YQU6SjWv
 相変わらず人少ないね。
 
 >>403のを見て思いついたんだけど冒険者コンビの片割れが触手に絡みつかれて触手の粘液でふたなり化。
 ふたなりボディーをたっぷり触手に犯された後で相棒に救助され、宿屋で体が疼いてきて相棒に求めてしまう。
 ってのを思いついたんだけどこのスレの住人的にどうよ?
 
 因みに私は書くのも描くのも無理だからね。
 
 
 424 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メール:sage 投稿日:2007/06/03(日) 11:31:17 ID:U0576skB
 このスレには・・・・・・職人が足りない!
 

 


SS:触手



「あ、兄貴。俺、何か変な感じがする。」
 トラップに掛かりダンジョンの攻略を中断した俺達は宿に戻っていた。
 
 深夜になると相棒が訴えてくる。理由は判っている。トラップの触手に捕えられた際、相棒の腹の中に触手の卵が生み付けられたのだ。卵が孵化する際に大量の女性ホルモンが強制的に分泌させられる。
 元々が男の体なので出てくるホルモンには限界があり、孵化してもすぐに死滅してしまう。が、それまでの間は触手に穿たれた股間の穴が女性器のように濡れ、疼き、男を求めるのだ。
 
 本物の女ではないにしろ女に見えれば食指も動くだろうが、相棒はその穴以外は一切変わっていない。男色の嗜好でもあれば抱く気も起きるのだろうが、こちらには一切持ち合わせがない。
 しかし、相棒の股間から放たれるフェロモンの影響か、俺の股間は俺の意に反して固く勃起していた。
 
「兄貴〜♪」と相棒が伸し掛かってくる。押し返そうとしたが腕に力が入らない。
 逆に相棒に押さえ込まれてしまった。俺の上に馬乗りになった相棒は、腰を前後させて俺のモノを捕えようとしていた。
 腰の動きが止まる。「兄貴、行くよ。」相棒が腰を下ろすと、俺のモノが中に入ってゆく。「あぁ。」と相棒が艶っぽく呻く。
 俺のモノを包み込む肉襞は本物の女のものと変わりはなかった。
 
 相棒は艶声を上げながら腰を上下させる。知る筈のない女の快感に翻弄されながらも、更なる快感を追い求めてゆく。
 嬌声を上げながら手を充てている相棒の胸がだんだんと膨らんで行き、掴み、揉むことができる程になっていった。
 
 俺は記憶を辿ったが、触手にやられてそのような肉体の変化があるような話は聞いた事がなかった。俺の背筋を冷たいモノが走る。
「止めろ!離れるんだ!!」
 
 俺は叫んだが相棒の耳に届く筈もなかった。俺は意志の力を総動員し、気力のみで腕を振った。
「きゃっ!」女のような悲鳴を上げて相棒は床の上に転がった。
 が、俺の気力はそこまでが限界だった。
「兄貴?」相棒はゆっくりと立ち上がった。その肉体は股間の逸物を除けば女そのものであった。
「そうだね。兄貴にもこの快感を教えてあげなくちゃね♪」
 そう言った相棒の股間、女陰の辺りからずるずると触手が伸びてきた。俺は気力を使い果たし指一本動かす事が出来ない。
 
「苦しいのは最初だけよ。すぐに気持ち良くなるわ。」
 相棒が俺の脚を持ち上げ大きく左右に開いた。
「兄貴、行くわよ。」
 
 俺の股間に触手の先端が押し当てられた…
 
 
 

−了−


    次を読む     INDEXに戻る