「お前と俺は幼なじみと言って良いだろう♪」
「バカ言うな。男同士は竹馬の友って言うだろう?」
「だが、幼い頃からの馴染みで幼なじみなら、性別は関係ないだろう?」
「そ、それもそうか…」
「じゃあ、俺とお前は幼なじみで良いな?」
「あ、ああ…」
「じゃあ、幼なじみに相応しい恰好になってくれ♪」
「相応しい姿って?」
「やっぱり幼なじみは可愛い娘に決まってるだろう?」
「って、待ってよ。あたしは…」
「俺の幼なじみだろう?」
「そ、それはそうだけど、何であたしが女の子になんなくちゃいけないの?」
「イヤか?」
「でも、女の子同士でも幼なじみって成り立つんじゃない?」
「それは屁理屈っていうもんじゃないかしら? …って、何であたくしまで女の子になっちゃうのよ!!」