昔し語り



   風の涯に想いを馳せて
      「心」の集う西の空
   
   後の世
     あの世
       人の世に
   
   集いし子らの
       憐れみの
   助くる明日の
       ひと刻に
   遙か彼方の
       思ひ出を
   
   星の間に間に浮かべては
   
   この世、ひと世の
          昔し語りかな


−了−


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